新NISAの枠はいくら残っている? 売った分はいつ戻る?
取引を入れると、年間投資枠と生涯の枠(簿価で1,800万円)の残り、売った分が翌年に復活する額を、制度のとおりに計算します。後半では、積み立てがどのくらいの幅で増えるかと、その「増える分」がどこから来るのかを試算します。
先に、枠のルール
2023年までのNISAで持っている分は外枠で、この計算には入れません。出典:金融庁「NISAを知る」「よくある質問」(2026年9月確認)。
1. 枠の残りと、売った分の復活を計算する
買った額と、売った商品の簿価(買ったときの金額)を入れます。売って受け取った金額ではありません。例の取引が入っているので、書き換えて使ってください。
| 年 | 枠 | 買う・売る | 金額(円・簿価) |
|---|
| 年 | つみたて 年間の残り | 成長 年間の残り | 年末の簿価 | うち成長 | 翌年に使える 生涯の枠 | 翌年に 復活する額 |
|---|
2. 積み立てたら、どのくらいの幅で増えるか
増える分は「配当」と「企業の利益の伸び」から来て、そこから手数料(信託報酬)が引かれます。数字は予想ではなくここに置いた仮定です。書き換えると、結果が変わります。
3. つみたて投資枠の対象商品を、中身で見る
金融庁の一覧(2026年9月18日時点)では、つみたて投資枠で買える商品は、指数に連動する投資信託が287本、それ以外(アクティブ運用など)が73本、ETFが11本です。同じ指数に連動するファンドは、持っている中身がほぼ同じです。違いは主に手数料(信託報酬)と運用会社で、手数料はこの一覧に載っていないため、各ファンドの目論見書で確かめてください。
| 連動する指数 | 何を持つか | 本数 |
|---|
持っている(持つ予定の)指数どうしの重なり
チェックを入れると、同じ地域の株を二重に持っていないかを示します。地域の分類は指数の定義にもとづくもので、構成比までは見ていません。
出典:金融庁「つみたて投資枠対象商品届出一覧(対象資産別)」https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/products/index.html(2026年9月18日時点)を加工して作成。地域の分類は当社によるものです。
「利益が生まれる構造」を言葉にすると
NISAは商品ではなく、税金がかからない口座の枠です。何が増えるかは、枠の中で何を買うかで決まります。株式の投資信託なら、増える分の出どころは2つです。
ひとつは配当、企業が稼いだ利益の一部が株主に払われる分。もうひとつは企業の利益の伸びで、利益が増えれば、その会社の株の値打ちも長い目で見て上がります。株価は短期では大きく上下しますが、上の試算ではその上下を「値動きの大きさ」として幅に表しています。
反対に、配当も利益もない資産は、値上がりの理由が「後から買う人がいること」だけになります。何に投資するにしても、「この利益はどこから来るのか」を一文で言えるかどうかを確かめてから買うのが、いちばん確実な見分け方です。
社内のNISA説明会、税理士・FPの相談窓口、金融機関の顧客向けページ向けに、名前と色を差し替えて置ける形にしています。計算はブラウザの中で完結し、入力した取引は外に送りません。導入版を見る(Kurage App Store)/ほかのデモを触る
このページは制度の計算と、置いた仮定による試算です。特定の金融商品の購入を勧めるものではありません。実際の枠の残りは、口座のある金融機関の表示で確認してください。